市民劇団Ｏ２劇場

この日は市民会館大ホールの探検ツアー。
大ホールのホワイエに集合ののち、楽屋などを見学。
調光室と音響室で説明を受けたあと、奈落の底へ。
普段はとても見ることのできない場所を見せていただいた。

そのあと、26日に稽古した「ある夏の日の出来事」という劇の上演。
Ａグループが舞台で演技。Ｂグループは音響、照明、舞台の担当に分かれ、
会館スタッフの指導を受けながら操作を担当。
そのあとＡとＢを入れ替えて体験してもらった。

舞台には大きな木。
その存在感とリアリティさに驚き、私も思わず「おっお～‥」と声を上げてしまった。
音響、照明も本格的なものを用意してくださった。

10分弱の演劇だが、演技と音響、照明、舞台が協力して、
ひとつの舞台劇を創り上げるダイナミックスな取り組みを体験してもらえたことと思う。

子どもたちのこの日の演劇体験が、心に大きく刻まれたことを願っている。
（かく言う私も、子どもの時にみた舞台の感動が今だに忘れられない）














森川 稔