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 ◆2023年11月11日(土)  
 
 大津公民館文化祭で、宮沢賢治作「注文の多い料理店」を上演しました。
 




2019年09月26日

「箍(たが)がゆるむ」 稽古日誌⑤ 9月26日(木)

 最初に演出家から、「(役者の)感情が滑らかになっている」との指摘。
 私はこの言葉を、良い意味に捉えてしまった。稽古が進み、役者もそれ
なりに役にはまってきて、感情の表現が自然になってきている、というよ
うに捉えてしまった。…
 しかし、演出家の言いたいことは、その真逆であったようだ。
 稽古の間隔があくと、前回の稽古での感覚が薄れてしまい、その役が抱く
感情や思いの深さが浅くなってしまう。気の抜けた演技とは言わないまでも、
感情の抱き方そしてその表現が弱くなってしまうということだろう。易きに
流れてしまう、ということだ。
 演出家が打った楔(役者に対する指摘や注文ということだと思う)が緩ま
ないようにすること。その場の感情や思いを確認して稽古に臨むこと、とい
った注意があった。
 この日はそうしたことを意識して、いくつかのシーンを繰り返した。

 本番まで30日。

森川 稔

「箍(たが)がゆるむ」 稽古日誌⑤ 9月26日(木)

Posted by タツノオトシゴ at 20:19│Comments(0)
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