◆2023年11月11日(土)
大津公民館文化祭で、宮沢賢治作「注文の多い料理店」を上演しました。
2016年08月28日
ワークショップ「パントマイムに挑戦してみよう①」 身体が演じさせるもの(8月28日)
マイムパフォーマーの木原アルミさんにお越しいただき、パントマイムのワークショップ。劇団にとっても、また、私にとってもはじめてのマイム。
演劇は身体に加えて、セリフ(言葉)という大きな表現手段をもつが、パントマイムは身体だけで表現する。身体だけで、見えないものを表現し、空間の広がりや時間の流れまでも表現する。セリフ(音声)がないだけに、身体の動きが一層注視されることになる。
見えないものを、見えるように表現する(動作する)。最初は身近なモノを使っての動作の表現。私はコーヒーカップを選んだのだが、マグカップの取っ手を持つとき指はどうしてる? 飲むときは、直接口に近づける、それともちょっとだけテーブルからあげてから口に近づける?・・・などなど、日常どうしているのだろうと、いろいろ考えてしまう。この一連の動作を分解してやってみる。状況を設定してやってみる、などのワークが続いた。後半は重いモノを動かす。重いモノを持ったり動かしたりする時、人はどう動き、どこに力が入るのか?そんなことの解説を聞きながらのワーク。実際はモノを動かしていないのだが、結構疲れる。
マイムは「固定点」と「点動(ポイントムーブ)」の2つから成り立っているとの説明。最後はマイムウォーク。
結構疲れましたが、楽しいワークショップでした。次回が楽しみです。
森川稔
演劇は身体に加えて、セリフ(言葉)という大きな表現手段をもつが、パントマイムは身体だけで表現する。身体だけで、見えないものを表現し、空間の広がりや時間の流れまでも表現する。セリフ(音声)がないだけに、身体の動きが一層注視されることになる。
見えないものを、見えるように表現する(動作する)。最初は身近なモノを使っての動作の表現。私はコーヒーカップを選んだのだが、マグカップの取っ手を持つとき指はどうしてる? 飲むときは、直接口に近づける、それともちょっとだけテーブルからあげてから口に近づける?・・・などなど、日常どうしているのだろうと、いろいろ考えてしまう。この一連の動作を分解してやってみる。状況を設定してやってみる、などのワークが続いた。後半は重いモノを動かす。重いモノを持ったり動かしたりする時、人はどう動き、どこに力が入るのか?そんなことの解説を聞きながらのワーク。実際はモノを動かしていないのだが、結構疲れる。
マイムは「固定点」と「点動(ポイントムーブ)」の2つから成り立っているとの説明。最後はマイムウォーク。
結構疲れましたが、楽しいワークショップでした。次回が楽しみです。
森川稔
Posted by タツノオトシゴ at 23:50│Comments(3)
│演劇ワークショップ
この記事へのコメント
昔、カウンセリングに演劇を利用したワークショップに参加してまして、この演劇、パントマイムのワークショップがあるのを知って参加させてもらいました(みなさんの、足引っ張ってるんでは、、、)
パントマイムでの表現がかいまみれて、やっぱり、どう見える、かが、重要なんだよな、と改めて教えていただきました。ありがとうございます。
パントマイムでの表現がかいまみれて、やっぱり、どう見える、かが、重要なんだよな、と改めて教えていただきました。ありがとうございます。
Posted by トミー at 2016年09月04日 22:10
すいません、ブログのアドレスこちらです。
http://fumio-daito.air-nifty.com/kokorosozoro/2016/09/post-9e42.html
http://fumio-daito.air-nifty.com/kokorosozoro/2016/09/post-9e42.html
Posted by トミー at 2016年09月04日 23:30
トミーさん
コメントありがとうございました。
ブログに書かれていた「型と感情移入」という言葉から、ロボットに演劇ができるか、という試みを思い出しました。有名は演出家とロボット工学者が共同研究しているものです。もちろん、ロボットには感情はないのですが、例えば微妙な間をとることで、ロボットも感情を持っていることが表現できるのではないか、というような試みだったと記憶しています。ご指摘の文楽もそうかもしれませんね。文楽の場合はもっと動作が細かいので、さらに複雑な感情表現が可能なのかもしれませんが。
「どう見えるかが重要」とのご指摘、そのとおりだと思います。今回は残念ながら、自分が観客にどう見えているのか?自分では「こんなふうに見えているだろう」と思って動作していますが、ビデオなどで撮影して後から見たら、自分が想像していたのとは全く違っていた、なんてこともありそうです。そんなことを確かめられたら面白いだろうな、と思います。
また、機会がありましたら、是非ともご参加ください。
ありがとうございました。
森川稔
コメントありがとうございました。
ブログに書かれていた「型と感情移入」という言葉から、ロボットに演劇ができるか、という試みを思い出しました。有名は演出家とロボット工学者が共同研究しているものです。もちろん、ロボットには感情はないのですが、例えば微妙な間をとることで、ロボットも感情を持っていることが表現できるのではないか、というような試みだったと記憶しています。ご指摘の文楽もそうかもしれませんね。文楽の場合はもっと動作が細かいので、さらに複雑な感情表現が可能なのかもしれませんが。
「どう見えるかが重要」とのご指摘、そのとおりだと思います。今回は残念ながら、自分が観客にどう見えているのか?自分では「こんなふうに見えているだろう」と思って動作していますが、ビデオなどで撮影して後から見たら、自分が想像していたのとは全く違っていた、なんてこともありそうです。そんなことを確かめられたら面白いだろうな、と思います。
また、機会がありましたら、是非ともご参加ください。
ありがとうございました。
森川稔
Posted by タツノオトシゴ at 2016年09月05日 09:34