市民劇団Ｏ２劇場

「見果てぬ夢」　本番まで20日　（6月25日）

お客様にみていただく以上、役者はそれなりの覚悟を持たなければならない。
市民劇団とはいえ、お客様から入場料をいただいてみていただく。
表現したいこと、伝えたいことを突き詰め、力を注がなければならない。

声が小さい。
何をしているのかわからない。
舞台に集中していない。
楽に演技してしまう。

それでは、お客様に伝わらない。
楽をする演技、スキのある演技を、お客様はすぐに感じ取る。
それでは、心に響き、感動させることはできない。
精神的にも、肉体的にも、役者は楽をしてはいけない、とつくづく思う。

蜷川幸雄さんではないが、楽な演技には灰皿が飛んでくる！



森川稔