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 ◆2023年11月11日(土)  
 
 大津公民館文化祭で、宮沢賢治作「注文の多い料理店」を上演しました。
 




2013年05月22日

笑いと涙の・・・・・・

5月21日 稽古のない日

今回の公演チラシには「笑いと涙のハートフルストーリー」と書いてある。
笑いあり、涙ありの、心温まる舞台ということである。
(確かにそうですので、ご期待ください。)

この「笑い」と「涙」をどのように生み出すか。
脚本にはその要素が十分に埋め込まれていると思うので、あとは演出家と役者の見せ所ということになる。

「涙」ももちろん難しいのだが、「笑い」が難しい。
それこそ、タイミング、間合い、しゃべり、掛け合い、表情や動作などなどがうまく噛み合って、笑いが生まれるのだろう。

以下、私の経験から。
だいぶ前の舞台になるが、ある台詞を口にしたときに、自分でも意外なほど、客席に大きな笑いが起こった。
「はぁ~、こんなに受けたか」と、感じたのである。
これに味をしめ、翌日の舞台でも同じしゃべりをしたら、全く受けなかった。
後で聞くところによると、初日は何とも言えない味がでていたが、2日目は肩に力が入り、全く面白くなかった、というのである。
少々ボーッとしたしゃべりをするシーンなのだが、初日は何の意識もなくしゃべったが、2日目は「笑い」を取ろうと意識してしまい、それが演技をダメにしたのである。

無我、無意識、あるいは平常心で演じることの大切さである。
そこに笑いが生まれる。
しかし、これが極めて難しい。
笑いをとろうとすると、観客は笑いから離れていく。

今回の舞台では、どれだけの笑いを、お客様は受け取ってくれるだろうか。

森川

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Posted by タツノオトシゴ at 00:13│Comments(0)稽古日誌
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